終身雇用という言葉は、今の現代社会においては、古い日本の慣習程度の位置付けになってきました。今の社会は、たとえ大企業であっても、いつ何があるかわからない状況になっています。一昔前は大手メーカーが時価総額でも上位に位置していましたが、今となってはみなさんご存知のとおりといった形になっています。
こんな状況下で”安定”を求める人は公務員を目指す方が多いと思います。しかし、安定的な職業は公務員だけではありません。安定の定義は様々あり、私はITエンジニアも公務員と同等に将来安定な職業だと思っています。
この記事では、ITエンジニアが将来安定だと言える3つの理由を紹介します。
これからは今以上にIT技術を中心とした世界に変わる
まず、今後の世界は今よりもさらにITを中心としたデジタル社会へ進化していきます。最近よく目にするSociety 5.0といったワードもあり、5G技術の発展や、IoTにより世の中全ての物と人、物と物が繋がり、物事はデジタルを中心とした社会へ変わります。
例えば、冷蔵庫の中身を外出先からスマホで確認できたり、冷蔵庫内の食品の賞味期限までも把握した、買い物リストまで作成されるなどが考えられます。
この世の中を実際作るためには、サービスも増え、そのサービスを支えるシステムも増えます。大小合わせれば、今の世界の倍以上にシステム数も増えていくことになります。
当然システムを増やすためには、ITエンジニアが必要不可欠であり、運用が始まったシステムも自動化が進むとはいえ、運用するエンジニアが必要となります。
この未来予想から、ITエンジニアという職種は全ての業界、企業に置いて必要な人材となり、結果ITエンジニアの安定した市場需要が生まれることになります。
企業の倒産や、リストラなどは今後も当然発生します。たとえ、今大企業であっても、未来でも同様かといわれると、その保証はできなくなっています。
そんな所属企業に頼ることのできない環境でも、ITエンジニアとしての職業であれば転職など次の仕事も見つかりやすく、結果安定的に職につくことができると考えます。
キャリアチェンジがしやすい
”安定した仕事”の考え方にもよりますが、
例えば、営業として働いていた方が、仮に所属企業が倒産や人員削減となり、転職活動を行う際、大抵はまた営業職での職探しになると思います。
もちろん営業職から違う職種へキャリアチェンジするケースもあるかと思いますが、営業からITエンジニアなど違う職種への転職は、なかなか難易度は高くなります。
しかし、元々ITエンジニアとして仕事を行っていた場合、営業職にキャリアチェンジしたいと思った場合、その過去のエンジニア経験(ITリテラシー)を生かして、キャリアチェンジを有利に行うことが可能です。これはたとえ企画職でも経理や総務においてもそうです。管理部門においては昨今DX(デジタルトランスフォーメーション)なども盛んであり、ITリテラシーの高い人材は積極採用する可能性もあります。
エンジニア経験にて得た知識、ITに対する素養をアピールポイントとすることで、キャリアチェンジを伴う転職を有利に進めることが可能となります。
もちろん成功要因は他にもありますが、単純に同じレベルの人がキャリアチェンジを望む場合で比較すれば、ITエンジニアからの方が成功率は高いと思います。
ITリテラシーはこれから一般的な知識として、どの職種でも求められるものとなるでしょうが、今時点ではまだまだ普及していないこともあり、エンジニアとして得た知識は十分にアピールポイントとなるでしょう。
働き方の変化と雇用の変化
2018年は副業元年といわれますが、働き方改革、また新型コロナウィルスの影響により、さらに副業やフリーランスとしての働き方は拡大、定着していくようになります。
副業やフリーランス向けの求人サイトではプログラミング、システム開発WEBデザインなど、IT系の仕事が多く掲載されています。
今後もこの傾向は変わらず、一定の需要が見込める分野だと思います。
このように、ITエンジニアはたとえ企業から離れたとしても、お金を稼ぐ方法が他にも存在しています。技術、アイディア次第では自分でサービスを開発し、定期的な収入を得ることも可能です。
今後もさらに世界は変化を続けます。その環境下においてもITエンジニアは変化に順応した形で、仕事を探す、作ることが可能です。
働き方を選べるというポイントも”安定”の1要素として定義できるのではないでしょうか?
まとめ
今の時代は、社会の変化が激しいと思います。また、歴史的なパンデミックとなる新型コロナウィルスの影響により、その変化は加速しています。
こんな状況では”安定した職業”の定義も変化していくことでしょう。
外出をしなくても仕事をこなせ、好きな場所に住み、仕事がこなせる環境もこれからは重要な”安定した職業”の1との要素となるでしょう。
IT業界に身を置く一人として、ITエンジニアの働き方はみなさんに是非おすすめしたいと思っています。
