システムエンジニアと言っても、所属する会社によって業務内容も変わってきます。
今回はそんないくつかのパターンが存在する、システムエンジニアの仕事内容を4つに分けて紹介したいと思います。
SEの仕事① 開発系SIerのSE

システム開発を専門にするSIerのSEは、ユーザ企業からシステム開発の発注を受け、一括請負や業務委託の形でユーザ企業のシステム開発をサポートします。
この一括請負や業務委託によって雰囲気は大きく変わってきます。
一括請負
まず一括請負について、
このケースでは契約で成果物を約束し、SIerが自社持ち帰りで納期までに成果物を納品する形になります。
この場合、作業場が自社になるため、ユーザがいない状況で割と自由に仕事を行うことができます。
このケースでは契約内容が全てになりますので、急な仕様変更なども少なく、業務の稼働状況もユーザ企業から見えないため、社内業務も並行して実施しやすかったりします。
業務委託
そして業務委託のケース
この場合はある一定のレベル感で業務の委託を受けます。
大抵はシステム開発の設計から行うため、契約時点での成果物に対するコミット感が弱いため、開発を進めていく中での変更要求を受けてしまいがちになり、結果下流工程で逼迫することが多くなる傾向にあります。
職場はユーザ企業へ常駐するケースが大半で、Sierとしては、自社オフィスのスペースを最小限に抑えられるメリットがあり、ユーザ企業では柔軟なシステム開発を行いやすいというメリットがあります。
しかし、業務委託契約で一番のメリットを享受できるのはSE自身です!
ユーザ企業で業務を行うため、様々な企業での仕事雰囲気などを学べ、また情報や知識を自社にいるケースより多く得られます。場合によっては、ユーザ企業側で活躍が目立つとユーザ企業へそのまま転職をするケースもあります。
SEの仕事② 開発系社内SE

事業会社で開発を行うSEは、大半が業務委託や発注ベンダーのマネージメント業務を行います。
要件定義以上の上流工程は社内SEが行い、それ以降の工程は外注しているケースが多いです。
この場合では、手間のかかる下流工程を全て任せることができるため、社内SEは他の社内業務を行うことができます。
外注については企業の方針や、企業規模により社内SE自身で全ての工程を担当することもあります。
社内SEの最大の魅力は、システム開発の企画や構想検討など超上流工程を経験できることです。
SEの仕事③ 保守系SIerのSE

システム運用、保守を行うSEはシステムの安定稼働を目的に、様々な観点からシステム制御を行います。
例えば、月次で行うシステムの処理スケジュールを計画・調整したり、バッチ処理等の制御を行ったり、システムデータの抽出や更新、また障害発生時の運用対処を行います。
SIerの場合、運用に伴う作業を多く行います。
障害対応時や、処理スケジュールが詰まっている場合以外は比較的スケジュール通りに業務を行うことができます。しかし、システムによっては24時間監視を行うこともあり、シフト勤務など変則勤務があることがあります。
システム運用においては作業を行うことも多いことから、ツール類を多く開発することがあります。
この効率化を自ら考え開発することが、エンジニアとしてはとても面白いです。
SEの仕事④ 保守系社内SE

事業会社に所属するSEは、開発系の社内SE同様、作業面を業務委託し、業務委託マネジメントや社内部署調整、運用計画の上流検討などを多く行います。
ここでSIerのSEと大きく違う点は、自社のビジネスを理解し、最善を考え、システム運用計画を行うことです。
基幹システムなどの運用の場合、企業のビジネスに直結することも多いので、この運用計画が会社収益につながることもあります。
社内SEの最大の魅力は、このビジネスを動かすと言っても過言ではない仕事になります。
最後に
今回は所属会社と開発/運用でSEの仕事がどんな感じかを紹介しました。
今回は細かい仕事内容には触れていませんが、フリーランスや、企業分野によって仕事内容がかわるため、大抵が当てはまる4つのパターンに絞り、雰囲気を紹介しています。
これからシステムエンジニアを目指す方は、どのSEとして仕事をしたいのかを考える参考にしてみてください。
また、すでにSEとして仕事を始めている方は、改めて今後の自分のキャリアを考えるキッカケになればと思います。
どのパターンでもシステムエンジニアはクリエイティブな魅力ある職種です。
是非、SEライフを全うしてください。

